マイネームイズ

19歳の時に起きたウィルスミス事件以降、大した事件もないまま6年が経過した。 
僕は今年で25歳になった。
 もちろんこの6年間何もなかった訳ではない。 
今年だけでも 
・43歳のオバさんとセクロス 
・ムキムキ女体育教師とセクロス 
・精神病女と3P 
・コンビニ店員のオバさんにフェラをさせる 
他にも色々とあったがザッとこんな事があった。(今年のトレンドは熟女)

 でもウィルスミス事件を超えるものはひとつとして無かった。

 そう、昨日までは無かったのだ。 

昨日の夜。
 僕はミ◯シィで知り合った女の子に会うため小一時間ほどの遠出をしていた。 いざ会ってみるとコレがまた大ハズレ。ブス、デブ、汚肌の三点セット。 しかしそんな事では何も動じません。
僕は大人になったのですから。 
サクサクっと終わらせてその子とはサヨウナラ。
 (謎の勿体無い精神がやらずに帰ると言う選択肢を捨てさせる為、基本的にどんなブスでも会ったら抱く) 

たまたま近くにアダルトショップがあったので消化不良の僕はオナホを買いに向かいました。 

月曜日の夜中だと言うのに駐車場にはチラホラと車が。
 何処に止めようかなァなんて考えながら徐行しているとアダルトショップに似つかわしくないギャル車が止めてあるではありませんか。 
僕はどうせ彼氏と来てんだろうなァと思いながらも、ちょっとした期待を込めて隣に駐車しました。

 目が殆ど白眼になるくらい横目でギャル車を見ると運転席にギャルがひとり。 
気のせいかもしれないけどギャルもこちらをチラチラ見てくる。 

ムムッ 

ここで僕はひとつの仮説を立てた。

ここはアダルトショップの駐車場、欲求不満の男共が集まる場所。 
彼女はそんな男共を誘惑しにきた痴女で誰かに声をかけられるのをずっと待っているのではないかと。 
しかし冷静に考えたらそんな安いエロ漫画みたいな事があるはずがない。
買い物中の彼氏を待っているに決まってる。 
僕は大人しくオナホを買いに店内へ。 

あまりの種類の多さにオナホ選びは難航し気づいたら30分以上経っていた。 
最終的によく分からん500円くらいのオナホを買って車に戻ると、まだ居るじゃあありませんか! 
ギャル車のギャル子さん! 

コレはまさか… 僕は車に乗り込んだものの全く発車せず、ひたすら横目でチラチラ、チラチラと見ていました。 

すると限界まで左に寄せた黒目はとんでもないモノを捕らえました。


 そう。 お乳首です。 

 まさかのビンゴ!! 
彼女は痴女!!
まごう事なき痴女だったのです!!

 僕はチラ見を止め、黒目を正面に戻し真っ直ぐ、ただひたすらに真っ直ぐ乳首を見続けました。 
彼女はどんどんエスカレートし両乳首を曝け出すとコネコネ、コネコネとこねくりだすではありませんか。

 もうこうなったら止められません。 僕は助手席の窓を開けて彼女に話しかけました。 

 僕「な、何してるんですか?!」 

痴女「オッパイ揉んでくれる人を探してるの…」

 僕「痴女だ!痴女っているんですね!!」 

痴女「ウフフ、揉んでくれる?オッパイ?」 

僕「ッ…!!(これはアレだ、美人局的なアレかもしれない)」 

僕「揉みます!!(ええい!知ったこっちゃねぇ!!)」 

そんなやり取りをして人気のない駐車場へ移動すると痴女が僕の車の助手席に乗り込んで来ました。 

痴女「ンフ、揉んで…」  

なんとも色っぽい声でおねだりしてくる痴女に僕はコレが現実かどうかも解らなくなっていました。 
安いエロ漫画みたいだ。 
そう思いながら僕はひたすらオッパイをモミモミモミモミ、乳首をコリコリコリコリしました。 
痴女は最初にオッパイだけよと言っていましたが僕の方はと言うと、オッパイだけで終わらせる気など毛頭ないのでした。

 左手で乳首を摘み、さりげなく右手を痴女の太ももに這わせます。 僕の必殺フェザータッチで太ももをサワサワサワサワしているとダメよダメよと言いながらも痴女は股を開いていきました。  

そして遂に、さぞかし湿っているであろうマムコに僕は指を這わせました。 

 サワサワ… サワサワ… 

 ん? 

 サワサワ… サワサワ… 

穴が開いてないゾ? 

ざわざわ…ざわざわ… 
ざわざわ…ざわざわ… 

何でしょうこのざわめきは。 
心の奥底にしまい込んだ記憶が猛ダッシュで近づいて来るような感覚。


 〜精神世界〜 

スミス「やぁ、久しぶりだね。」 

僕「ス、スミスさん!?何故あなたが今頃!!」 

スミス「君は今マムコを触っているのかい?」 

僕「も、もちろん!マムコに決まってるじゃないか!!」 

スミス「それはどうかな?本当にそれはマムコなのかな?」 

僕「あ…うぁ…ぁあ…」 

スミス「そこは蟻の門渡り。そう、会陰部じゃないのかい?」 

僕「うわぁぁぁぁあ!!!!」 


 〜現実世界〜 

僕「痴女さん…コレは…」 

ボロンッ 

痴女「私、ニューハーフなの」 

僕「は、ははは…またこりゃ立派な…」 

 痴女「触って」 

 ウィル・スミス事件再来である。
 *ウィル・スミス事件 詳しくは別記事、アイアムアレジェンドにて。 

天国から地獄とはまさにこの事である。 

アダルトショップの駐車場で痴女に遭遇、そしてパイ揉み。 
おおよその人はそんな経験をしないまま死んでいくのだろう。
でも僕は違う。 
経験してしまったのだ。 
僕はエロ漫画の主人公に違いない。
 この先の人生もエロに満ち溢れている!!人生ピンク色ったい!! 

ついさっきまでそんな事を思っていた。

しかし現実はどうだ。 

パイ揉みからのチン揉み。 

地獄だ。 

さっきまでのトキメキ返してよ。 

何が悲しくてペニスを揉まなきゃならんのだ。 

事実は小説よりも奇なり。を地で行く男。 

 そう、僕は青年H